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2015年8月31日月曜日

猛暑の原因はインド洋の「ダイポールモード現象」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
サフランモドキ



気象上の記録で、2015年は幾つかの過去の記録を

塗り替えた年として記憶される年になりそうだ。

1950年に記録が取り始めれて以来65年で最強の

エルニーニョ現象の出現。

7月の世界の平均気温が記録が存在する1880年

1月以降で最高の気温、16.61℃。

日本国内では東京で連続8日間の猛暑日。

平年を上回るペースの台風発生数も記録かも。

地球温暖化の影響で、高温化に絡む記録の

更新は毎年のことになるかもしれない。

世界的な大規模な気象変動の原因となっている

のはエルニーニョ現象だけでなく、欧州の猛暑に

関連している現象に「ダイポールモード現象」が

あるとする気象学者が居る。

「ダイポールモード現象」とは、インド洋の赤道

付近の熱帯域で、東部側のインドネシア沖で

平年より海面水温が低く、西側のアフリカ沖では

高くなる現象を「ダイポールモード現象」と呼ぶ。

インド洋の東部から、フィリピン周辺の大気が

活発な対流活動をするために、日本の太平洋側

付近の小笠原高気圧が強められて日本の猛暑の

原因となっていると言う。

エルニーニョ現象で太平洋の赤道付近の西部が

東部の高温化に対し、低温化する現象と合致する。

今年の日本の猛暑は、インド洋から太平洋に

かけての赤道域付近で発生している「ダイポール

モード現象」と「エルニーニョ現象」の影響なのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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