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2017年12月25日月曜日

雪男「イエティ」の正体は?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
奥山の黄葉



現生人類(ホモサピエンス)は、2万数千年前に

絶滅したとされるネアンデルタール人と

一時期共存した期間があり、交配により現生

人類は僅かながらネアンデルタール人が

備えていたDNAを受けついでいる。

この2種の人類と共存していた第3の人類と

してデニソワ人が存在する。

2008年にロシア西シベリアのデニソワ洞窟で

発見された子供の骨と、成人の臼歯のDNA

解析から、デニソワ人は100万年ほど前に

現生人類と別れ、更にネアンデルタール人と

64万年前に分岐したと推定されている。

デニソワ人に関連する出土品が極めて少なく、

彼らの生活環境は全く分からないが、研究者の

調査研究で、おそらく低温低酸素に適応できる

体質を備えており、それをヒマラヤの高地に

住んでいた人々がDNAを受け継いだと推測。

最近の研究で、日本人を含む東アジア人が

アフリカ人には見られない自然免疫に係る

DNAを備えていることが突き止められ、その

一つがデニソワ人由来であることが判明した。

研究者は、数万年前に酷寒のシベリアから

ヒマラヤに雪男は、確かに生存し、我々の

先祖の現生人類と交際していたとする。

雪男「イエティ」の正体を突き止める努力が

続けられているが、集められた骨や皮などの

DNA分析結果では大半がクマのものであり、

雪男由来の証拠になるものは存在しなかった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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