ページ

2018年9月14日金曜日

北海道胆振東部地震で ブラックアウト

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
百日紅



9月6日午前3時7分に発生した平成30年北海道

胆振東部地震では、北海道全道の電力需要の

半分を担う苫東厚真発電所は震度5強の揺れで

3基ある発電設備が全て緊急停止した。

未明で、電力需要の最も少ない時間帯であった

ため、苫東厚真発電所だけの稼働で全道の

必要電力を供給していたため全道が停電する

ブラックアウト状態となった。

5時ごろ再稼働に向けた点検で、3基のうちの

1号機と2号機でボイラーの配管から蒸気漏れが

見つかり稼働出来なくなった。

その4時間後に、残る1基の4号機の再稼働時に

タービンの軸から漏れた潤滑油に火がついた

ため再稼働作業を中断し、全設備が稼働停止に。

北海道電力は、停止した火力発電所の再稼働に

電気が必要なことから、午前5時ごろまでに

水力発電所を稼働させ、発電した電気を他の

火力発電所にも送電を開始した。

だが、苫東厚真発電所の全基、3基の再稼働

不能のため,「砂川火力発電所」などの発電所

稼働により逐次再送電にこぎつけ、翌7日午後

には必要な需要電力量380万Kwの8割の供給に

こぎつけてブラックアウトから逃れ出た。

北海道では、大まかに夜間の需要量300万Kwの

およそ半分の量を震源地に近い苫東厚真発電所に

依存しており、集中依存の危険性が露呈した。

また、泊原発の早期再稼働に備えた検討も

欠かせない課題となっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: