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2020年4月11日土曜日

「アベノマスク」 WHOの指針では

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐 保 川 堤 



4月初めから、にわかに慌ただしくなった

「アベノマスク」問題、3日には1枚当たり

200円ほどかかり、各地の郵便局で把握して

いる所帯全てに、2枚を郵送し、伝えている

ところでは総費用は郵送費共で数百億円。

当初は、配布費用は200億円とされていた

のが、調べると466億円になっていると

野党は批判し、見直しを求めている。

9日には、政府はマスク不足への対応に

備えて、12日に始まる週に、都市部優先で

郵送を開始すると発表。

都市の人口過密地も、過疎地も関係なく

必要とするか否かを問わず送り付ける方針。

半分は、有効に使用されることはないだろう。

武漢ウィルス対策とはいえ、もっと有益な、

有効な税金の使い方があるのに、壮大な

無駄遣いに対する国民の怒りが届かぬようだ。

シンガポールも、一人1枚づつの布マスクの

配布が始まった。

人口密度が高い都市国家のシンガポールでは

マスクは有益だし、政府にとって、この所の

感染者の増加傾向に対処するため、今まで

比較的自由に外出することを許してきたが

4月7日以降、すべての企業に閉鎖を求め、

市民にはマスクなしでの外出を禁止した。

これに対応するためのマスク配布だ。

元来、西欧社会ではマスク着用は、病人が

するものだとし、マスクを避ける傾向が

強く、WHOもこの意識があるためか、これ

までは、一般市民レベルでのマスク着用は

ウィルス感染予防の根拠はないとして効果を

否定してきた。

しかし、14億の国民が大気汚染対策として

日常的に必要として着用するマスク大国の

中国に配慮してか、マスクには一定の効果が

あるとして、これまでの指針を修正した。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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