英国当局の発表では、1月2日に武漢ウィルスの
新規感染者数が5万7725人となり、5日連続で
5万人を超えた。
感染は、主にロンドンを含む南東部などで
広がっており、当局は感染拡大阻止に備えて
市民の外出を厳しく制限する措置を施行。
この感染は拡大は、昨年9月ごろから英南部の
イングランド地域から始まったとされており
ウィルスの遺伝子の解析から、ウィルスが
表面に備えているかぎ状のスパイクタンパク
質に変異が発生し、この変異種がこれまでより
およそ70％もの強い感染力を持ったことが
原因だとしている。
ウィルスはヒトなどの体内に入り込んださい
自分と同じウィルスをコピーして複製し、
増殖を繰り返すが、この過程でコピーした
遺伝子が元とは異なった形で複製されて
変異が起こることになり、武漢ウィルスも
変異を繰り返しているとされる。
南アフリカで感染が広がっているウィルスも
変異ウィルスであるとされている。
EU諸国では、現在も武漢ウィルス感染が拡大
中だが、専門家は、各国が英国のように詳細な
ウィルスの遺伝子解析を行えば、現在感染拡大
中のウィルスはまた別の変異ウィルスである
可能性もあると指摘する。
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