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2021年7月13日火曜日

福井地震 戦後3番目に多い犠牲者

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ウ  ツ  ギ



1948年(昭和23年)6月28日午後4時13分ごろ、

福井市北北東約10km、坂井市丸岡町付近を

震源として発生したM7・1、最大の震度6の地震。

当時の揺れの大きさでは烈震とされている。

犠牲者数は、東日本大震災と阪神・淡路大震災に

次ぐ戦後3番目に多い3769人。

地震から73年目に当たる2021年(令和3年)

6月28日には、コロナ禍の中、規模を縮小して

追悼式が行われたが、地震の記憶をどのように

後世に伝えて行くかが課題となっている。

福井県には、福井平野東縁部を通る福井平野

東縁断層帯主部と、その西およそ3Kmほどの

位置に並行して走る福井平野東縁断層帯西部が

存在し、この西部が福井地震の震源となった。

*福井平野東縁断層帯主部

石川県加賀市沖合の海域から、福井県あわら市、

坂井 市(丸岡町)及び吉田郡永平寺町(旧松岡町)を

経て、福井市(旧足羽(あ すわ)郡美山町)まで、

概ね南北に延びる長さは約 45km断層帯。

今後 30 年以内の地震発生確率 0・2~0・4%

断層全体が動くと最大地震規模はM 7・6 程度。

この断層帯の南南東方向への延長線上には、

濃尾地震(1891年)の震源となった根尾谷断層、

さらにその延長線は三河地震(1945年)の震源と

なった深溝断層が存在する。

*福井平野東縁断層帯西部

福井県坂井郡三国町沖合の海域から、あわら市

などを経て福井市の足羽川付近まで、概ね

北北西- 南南東に延びる長さは約 33km断層。

1948年の福井地震の震源断層となっている。

このことから、今後30 年の間に地震が発生する

確率は極めて低いと評価されている。

2020年9月4日午前9時10分ごろ、福井市内の

北部九頭竜川付近の深さ10Km付近を震源と

M5・0の地震が発生した。

福井県坂井市震度5弱を記録して。

地震のメカニズムに詳しい専門家は、内陸の

比較的浅い場所で起きたため、局地的に揺れが

大きくなったと考えられると指摘。

この震源地となった断層は、福井地震の震源と

なった福井平野東縁断層帯西部と推測される。

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