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2021年11月23日火曜日

この冬に東京でブラックアウト発生の可能性

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
柿とカラス



気象庁は、2021/2022年の冬は、ラニーニャ

現象の影響で、近畿から沖縄にかけては平年

並みか低いと予想している。

ここで心配になるのが、2020年から2021年に

かけての厳冬期に、中国で発生したような

突然の全停電。

2021年の冬には、日本でも発生する可能性が

発表されている。

電力供給を調整する[電力広域的運営推進機関]に

よると、この冬が10年に1度の寒さになると

想定した場合、ピーク時の電力需要に対する

電力供給の余力を示す供給予備率は東電管内で

2021年1月に3・2%、2月に3・1%となる見通し。

東電管内の予備率は昨年が6・3%、19年が

6・6%、18年が4・3%からは落ち込みが激しい。

中部、北陸、関西、中国、四国、九州の各電力

管内も2月に3・9%の見通しとなっている。

電力の安定供給のためには8%以上、最低限でも

3%がギリギリの数字で、7つの管内で3%台と

なるのは過去10年で最も厳しい状況だという。

同機関が5月に出した供給見通しでは、火力

発電所の供給量が約599万キロワット減だった。

理由は、太陽光発電などが拡大したことで、

日中時間帯の採算が悪化した火力発電所の

運転を停止した事業者が増えたのが原因。

専門家は、石炭や石油などベース電源をないが

しろにし、環境問題などを口実に風力や太陽光

など新エネルギーへのシフトを急速に進め

過ぎたためだとする。

また、太陽光パネルはほぼ中国など海外製で、

外圧も背景にあるのではないかと指摘している。

2018年北海道胆振東部地震では、火力発電所の

停止が連鎖してブラックアウトが発生して、

最大約295万戸が停電している。

政府は、エネルギー基本計画で、全体の電源に

占める再エネ比率を2030年度に現状の2倍以上に

あたる36~38%を目指しているが、拙速に

進めると冬季でもブラックアウトが頻発する

可能性があるのだ。

夏季は、太陽光発電量の増加で、火力発電

停止している時の、天候急変による太陽光

発電量の急減に、急な火力発電再稼働が間に

合わずで発生する、供給減のブラックアウト。

今回の報告では、火力発電能力不足のケース。

政府は、豆炭とローソクの配布準備をするべきだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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