ページ

2023年6月1日木曜日

5月中旬新型コロナ緩やかに増加 中国では「二陽」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅  豊



厚生労働省が、発表した新型コロナウイルスの

全国の感染状況は、5月21日までの1週間では

1つの医療機関あたりの平均の患者数が3.56人で、

前の週の1.35倍と拡大傾向にある。

全国およそ5000の医療機関から報告された

新型コロナの患者数は、前の週から4567人

増えて1万7489人となった。

都道府県別では多い順に▼沖縄県が10.8人

▼石川県が6.38人▼岩手県が6.32人▼新潟県が

6.11人▼山梨県が5.68人などとなっていて、

42の都道府県で前の週より増加した。

厚生労働省は全国の流行状況について[比較的

低い水準にあるが、4月以降、緩やかな増加

傾向が続いているほか、新たに入院した人の

数も増えていて、今後の感染状況を注視したい]

としている。

5月8日に、マスク着用も個人の自主的判断に

委ねるとしたが、人が密になる場所では、

マスク着用が多数派、外国人の観光客が

多い観光地では、日本人の警戒感が強いようだ。

中国では、新型コロナウイルス感染が再拡大の

様相を見せており、2度目の陽性を表す[二陽]と

いう言葉への関心が高まっている。

感染症の権威、鍾南山氏は5月22日に、感染

拡大の第2波により1週間当たりの感染者が

5月末に4千万人となり、6月末には6500万人に

達するとの見通しを述べ、基礎疾患のある

人らに注意を呼びかけた。

中国疾病予防コントロールセンターは、4月に

出した研究報告で、22年12月にゼロコロナ

政策を解除した後、23年2月上旬までに人口

約14億人のうち、11億人以上に相当する人口の

82・4%が感染したとの推計を明らかにしている。

専門家らが感染の再拡大に懸念を示す一方で、

同センターは4月29日を最後に国内の感染状況の

データを発表しておらず、実態を把握するのは

難しい状況にある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: