ページ

2024年7月23日火曜日

史上最早6月に[カテゴリー4]ハリケーンが発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
シ ャ ガ



大西洋で発生するハリケーンは[ハリケーン

シーズン]とされる6月~11月の期間であり、

現在まで記録されて来た強力なハリケーンは、

ほとんどが9月に発生していた。

ところが、ハリケーンシーズンに入った

ばかりの6月に、[カテゴリー5]ハリケーンが

発生し、気象学者を驚かせている。

原因は急激に上昇した海水面の温度の影響に

よるもので、今後、温暖化が進ことで更に

多くの強力なハリケーンが出現する可能性が

あると警告している。

日本時間の6月28日に、北大西洋で発生した

熱帯低気圧は急速に発達して、今年大西洋・

メキシコ湾エリアで発生した初めてのハリ

ケーンベリル(Beryl)となった。

ベリルは、急速に勢力を強めて30日夜に

カテゴリー4のハリケーンとなった。

専門家は、大西洋で6月にハリケーン

カテゴリー4となったのは初めてと指摘。

アメリカのハリケーンセンターの解析では、

ベリル日本時間の7月2日12時の時点で、

カリブ海でさらに発達して、ハリケーンの

最も強いランクの[カテゴリー5]になった。

カテゴリー5に発達に要した時間としては

最短記録だという。

この時の中心気圧は938hPa、中心付近の

最大風速は約70m/s。

海上では最大瞬間風速が、90m/s程度に

達している可能性があるとされている。

日本近海の台風では[猛烈な]勢力に相当する。

日本時間の4日6時の時点で中心気圧は、

959hPa、中心付近の最大風速は60m/sと

なったが依然として[猛烈な]勢力の台風に

匹敵する強さで、時速265Kmという驚異的な

速度でカリブ海にジャマイカのすぐ南の

海上を通過。

ベリルは、ジャマイカ、グレナダ、セント

ビンセントおよびグレナディーン諸島を襲い、

一直線にメキシコのユカタン半島に向かった。

その後、方向を北向きに替えて、急速に勢力が

衰え、8日には石油企業などが厳戒態勢を

取る中テキサス州にカテゴリー1で上陸。

日本時間9日には、テキサス州東部を通過し、

熱帯低気圧となって、ミシシッピ渓谷下部、

オハイオ渓谷に向かった。

ベリルは、熱帯性低気圧から更に、勢力が

衰えたもののインディアナ州で巨大な竜巻を

発生させて、倉庫やショッピングセンターなど

複数の建物を破壊し、列車を脱線させるなど

多くの被害が発生させた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: