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2010年4月19日月曜日

更にチャンスを逃がした太陽熱発電

パリの街角  油絵  10号







太陽光発電と同じように太陽のエネルギーを利用する

発電方法に太陽熱発電がある。

光を電気に換えるのに対して、熱を利用して蒸気を作り

タービンを回して発電する方法で、蒸気の発生以後の

装置は現行の発電システムが備えている装置と同じ。

太陽の熱を集めて媒体を過熱し、熱交換器で蒸気を

発生させてタービンを回して発電する。

太陽光を鏡で反射させてタワーの上に備えられた集光器に

集めて、集光器に入っている水や油、或は溶融塩を過熱し

熱交換器で蒸気を発生させる「タワートップ式」。

多くの光を集めようとすれば、重量のある集光過熱器を

天辺に備えているタワーが高くなるのが問題点。

加熱用の液体の入ったパイプを中央で包む形で、横長の

凹面鏡をつないで長く並べたユニットを並列させて、パイプ

内の液体を過熱する「トラフ式」と呼ばれる方法。

設置に広い面積が必要なのと熱のロスが多いのが問題。

これらに対して、タワートップ式のような構造で集めた光を

反射して、底部に設置された集光器で過熱する方法が

「ビームダウン方式」と呼ばれており、タワートップ式よりも

コスト面や性能でも優れているとの評価が得られている。

この方式は、日本で開発されたが、再三の提案にも拘らず

国は取り上げないため、5億円でアブダビに売却された。

アブダビでは非常に高い評価を得ているとされ、叩き

売られた開発技術に、2009年度の太陽電池へ予算額

200億円の一部でも投じる見極めも出来なかったのかと

日本政府の情けなさに嘆息が漏れている。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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