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2010年11月8日月曜日

聖武天皇の遺品の寶劔を発見

黄葉のカラマツ林  油絵  10号




今年の奈良は例年になく、この時期は非常に多くの

人たちで賑わっている。

復元された大極殿をメインとした平城遷都1300年の

記念行事に加えて、正倉院展も開かれている。

最近、特に大きな話題になったのが、大仏さんの右膝の

下から100年余り前に出土していた金、銀や漆などで

装飾され、豪華さを備えている2口の「金銀荘大刀」。

「東大寺金堂鎮壇具」として80年前に国宝に指定されて

いたが、X線による精査の結果、「陽劔」と「陰劔」の

文字が浮かび出てきた。

光明皇后が聖武天皇の遺品を東大寺に施入した目録の

「国家珍宝帳」に記載されている正倉院宝物の大刀

「陽寶劔(ようのほうけん)」「陰寶劔(いんのほうけん)」で

あることが突き止められた。

「国家珍宝帳」に記載の寶劔の場所には、受け出しを

示す「徐物」の付箋があり、その行方が不明だったもの。

推測では、聖武天皇が崩御して後、光明皇后が亡くなる

までの4年間の間に、皇后自らがこれらの剣を受け出して

天皇の冥福と国民の安寧祈願のために、大仏さんの

足元に埋納したとされています。

寶劔発見が公表された日の1週間前には、大仏殿で

奇しくも、光明皇后1250年御遠忌の法要が盛大に

行なわれていました。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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