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2010年11月15日月曜日

増え続けるアライグマ

一條の滝  油絵 10号




冬眠に備えて食欲が旺盛なツキノワグマが、各地で

人里に現れて多くの事件を引起している。

無防備なところをいきなり襲われでもしたら、生命に

拘わる大事故になる。

ゴミ箱をひっくり返したり、畑を荒らしたりとやりたい放題。

特に、この時期はカキを狙ってやってくることが多い。

木登り上手なクマにとっては、この上ないご馳走だが、

柿の木の枝は折れ易いので、荒らされると被害が大きい。

柿を狙う、もう一つの厄介者がアライグマ。

日本の北から南まで、今や日本はアライグマ天国。

クマは山中が生活拠点だが、アライグマは非常

順応性を備えているために、街の中にまで生活拠点を

作り、人家にまで入り込んでくる。

アライグマにカキの実を狙われると、根こそぎと言うほど

食べつくされるというから、果樹園では深刻。

京都の大徳寺塔頭真珠庵に入り込んで、一休さんの

額の絵に傷をつけて登り、カキを食べていた事件も。

特に甘い果実が木の実で、ブドウ、ナシ、イチジクなど

手当たり次第に荒らさせるから、侵入防止の備えが大変。

捕獲すれば2000円の報奨金を出す自治体もあり、1県で

年間捕獲数が2~3000頭は多くない数字だという。

並みでない繁殖力を備えているため、今ではイヌの飼育

頭数を遙かに超えていることだろう。

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