秋になると、嫌な季節になったな、と感じる人は
少ないだろうが、３０～４０年前までは空き地や
土手、荒れ地、更には休耕地など、至る所で
セイタカアワダチソウが真っ黄色な花を付ける。
この花の花粉がスギ花粉と同様に花粉症を
引起す厄介な働きを備えている。
スギ花粉が問題になる以前は、むしろ、この
セイタカアワダチソウが花粉症の主役だった。
待ち兼ねた秋風と共に花粉症の季節となったが
現在でも、セイタカアワダチソウはブタクサなどと
共に、花粉症の原因になっていることには変りは
なく、風邪引きと勘違いしている人もいるとのこと。
暑い夏を乗り越えた後は来年初からのスギ花粉。
猛暑の影響で、花粉の飛散量は北日本や関東で
昨年比で２倍から５倍、過去１０年間の平均に
比べても１．５倍以上、全国的に見ても昨年より
多くなる可能性を備えているとされる。
花粉とインフルエンザとのダブルパンチには
ならぬように願いたいものだ。
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