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2016年1月4日月曜日

爆買 世界の穀物在庫の約半分が中国に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
グロリオーサ



今年も、新米が食卓に載る稔りの秋となったが、 大きな台風被害もなく例年並みの収穫量だろう。 現在、国内産米の収穫量は850万トン程度と言う。 これでもコメ余りが問題なのに、コメの輸入関税率 維持のため70万トンものコメを輸入する義務がある。 日本の10倍もの国民を養う中国では、長年穀物は 自給が可能だったが、生活の向上と食生活の 西欧化で、コメ、小麦のみならず飼料用にトウモロ コシなどの穀類の需要が増加。 2007年から2008年にかけて世界の穀物価格が 暴騰した際、中国は食料不足に備えて穀物生産を 拡大する政策で、政府の買入価格を大幅アップ。 暴騰した価格が落ち着くと共に下落が始った。 その結果が、政府の在庫・販売価格が国際価格 比で3~5割高になり、反面、売り渡し量が激減。 2012~13年は豊作に加え、トウモロコシを中心に 安価な海外穀類の輸入も増加して、最近では コメと小麦の在庫量がそれぞれ数千万トンに。 また、飼料用増加に備えたトウモロコシの輸入増に 歯止めが掛らず、在庫が1億5千万トン、今年末 には、1億7千万トンから2億トンにも達するとされる。 世界の穀物在庫の半分が中国に存在する事態に。 置き場が無くなり、至る所で野積みされていると されるから、品質劣化や水濡れなどによるロスも 膨大な量になると想像される。 古米の在庫量が30万トンだ、いや50万トンだと 議論が沸騰する日本に比べると余りにも桁違いだ。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  健康と安心のメタボへの備えは?










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