最近では騒ぐこともなくなった大陸からの毒性を
備えた汚染物質の飛来。
公園や山々の松の木は次々と枯死が続く。
中國では、消費されるエネルギー源の７割が
石炭由来だ。
日本では石炭による火力発電量は全電力の
３割を占めているが、厳しい排ガス基準により
高性能の集塵装置を備えている。
日本では更に高性能の水素ガス燃料電池に
よる発電のプロジェクトが進められている。
発電のシステムは、空気ではなく酸素を用いて
石炭をガス化する。
次に、純度の高い水素ガスを分離して、燃料
電池の燃料として利用する。
燃料電池を使い、発電の高効率化を図る。
専門家によれば、石炭は82％をガス化が可能。
発電効率は55％以上、二酸化炭素も30％削減
可能としている。
このプロジェクトが成功すればその地政学的、
戦略的メリットは極めて大きい。
① 発電の脱石油化が進み、中東地域への
原油の過度な依存が低下する。
② 安価で供給先も多様な石炭を効率的に
活用でき、単位当たりのCO2排出量も減少する。
③ 水素ガス燃料電池普及を一層促進できる。
④ 石炭ガス化の分野で技術的優位に立ち、
将来のインフラ輸出の可能性も広がる。
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