ページ

2017年3月30日木曜日

中国 汚染されている大気汚染観測データ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河 津 桜



大気汚染を監視し、取締る中国の環境汚染

監視機関は、ジレンマに陥っているという。

政府機関が発表するデータが余りに悪い

内容であれば住民からの突上げが厳しさを

増し、良ければよいで市中に流通する観測

機器のデータとのかい離を厳しく問われる。

当局は、最近市中に流通する観測アプリの

取締り強化に乗り出さざるを得なくなった。

今年3月の国内紙の報道では、中国環境

保護部が実施した大気汚染調査で、多くの

企業でデータの改ざんが見つかっている。

大気の気質改善に備えて企業の排ガス規制

強化に努めているが、企業の報告データが

改ざんされ、偽装される例が多発している。

政府は統計データに関する不正に対して

断固たる態度で臨むとして、改ざん防止に

備えて1436カ所もの地方測定所を中央

政府の統制下に置いた。

一方で中国衛生部は、2月に大気汚染が

中国北部の大半を覆うなかで、国営の各

メディアに対し、スモッグとガンの発症を

結びつけるデータは存在せず、有害な微小

粒子状物質(PM2.5)が人間の健康に与える

影響について結論を下すには時期尚早で

あるとの見解を表明する始末だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: