ページ

2017年4月14日金曜日

中国 主要都市で生活ごみ分別強制

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
氷室神社 しだれ桜



4月上旬、中国政府は北京市を含む全国の

主要46都市に対して、生活ごみの完全

回収に備えて2020年までに一般家庭から

出る生活ごみを強制的に分別させる。

世界銀行の報告では、現在、中国国内で

1日当たり140万トンのごみが排出される。

この膨大なごみの処理に対して、政府は

2020年までに40%のごみ焼却目標を

立てているが、最も進んだ焼却設備を

備えた北京市でも焼却率は42%だ。

北京市の住民2200万人が年間排出する

ごみの量は870万トンとされ、1人当たり

焼却できないごみの大半は埋め立てに

回されるが、不法投棄されたごみの山が

北京市を始め都市の周りを城壁のように

取り囲んでおり、悪臭や病原菌、更に

毒性を備えた滲出した汚水が周辺土壌や

河川などを汚染している。

北京市は、現在のごみ分別指導員2万人を

5万人に増員して、分別の徹底化を図る。

政府は、現在の都市人口比率約52%を

60%に引き上げる目標を立て積極的に

農村の人口を都市へ誘導するという。

だが、増加し続ける都市ごみの量に処理

能力が追い付かないのが現状だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: