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2017年4月28日金曜日

食物アレルギーの「経口免疫療法」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐保川堤



就学児童のおよそ2%ほどが食物アレル

ギーの症状がでるとされ、学校給食の

現場では対策が大きな課題となっている。

もし誤って、原因となる食物を食べて

じんましんなどの症状が出た場合は、

抗ヒスタミン薬の飲み薬を飲むが、アレ

ルギー反応が短時間に激しく出るアナ

フィラキシーショックの場合は、アドレ

ナリンの注射が必要になるが、医師の

主導よる治療が原則だ。

現状では、食物アレルギーに根本的な

治療方法はないため、必要最小限の原因

食物の除去を行いながら定期的に血液

検査を行いつつ、負荷試験も行いながら

アレルギーへの耐性強化に備えた治療を

続けるのが一般的だった。

古くから、原因となる食物を”食べれば

治る”と言われて苦しむ患者も多かった。

このことが、最近より科学的に研究され

原因となる食物を敢て食べさせることで

耐性を身につけさせる「経口免疫療法」と

呼ばれる新しい治療法が生まれている。

専門知識を備えた医療機関で、定期的に

検査で耐性が付いたかどうか確認しつつ

食べる量を徐々に増やして行く治療法だ。

現在、この経口免疫療法を行っている

医療機関が全国に100ヶ所ほどになった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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