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2021年8月6日金曜日

中国ワクチン ASEAN諸国でも不信感広がる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桔  梗



2020年10月、国産ワクチン製造の量産化に

目途が付いたのか、中国政府はASEAN諸国を

始め、アフリカ諸国などへのワクチン外交を

本格的に乗り出した。

中国外交担当トップの楊共産党政治局員が、

10月8日にスリランカ、アラブ首長国連邦

(UAE)、アルジェリア、セルビア歴訪に出発。

王毅国務委員兼外相も、11日にシンガポールを

経て、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国への

歴訪に出発した。

11月のASEAN関連首脳会議開催に備えて、

ワクチン提供でを材料に各国との提携強化に

乗り出した。

中国は、積極的な外交の成果で、ASEAN

10ヶ国中、8ヶ国とワクチン供給契約を結んだ。

供給が始まって半年ほどたった6月になって

インドネシアで死亡した医師の内、少なくとも

10人が中国シノバックのワクチンを2回接種

済みであったことが公表され、多くの接種済み

者がウィルスに感染していることが判明。

取分け、ワクチン接種率が高位のチリでは

90%を中国製のシノバックワクチンに依存

していたが、4月に入って爆発的に感染が

拡大し、3回目の接種を発表している。

同様に、中国製に依存したトルコやアラブ

首長国連邦(UAE)なども、欧米製ワクチンの

追加接種を開始している。

マレーシアでも、首都のワクチン接種センター

スタッフの接種済み453人のうち45%に当たる

204人の感染が確認されるなど、接種済みにも

かかわらず感染した人が多数出ている。

1日当りの感染者数が1万人を超える日が続き

ロックダウンを余儀なくされる事態になった。

ASEAN諸国だけでなく、中国製ワクチン

依存していたチリに続いてブラジルでも、

大統領自身が[シノバックは予防効果が殆ど

ない]と言い出す始末で、信用が失墜。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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