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2021年8月25日水曜日

中國 不動産バブル遂に破裂の時期を迎える

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔 頭 の 蓮 花



日本の地方都市の観光名所となれば、自然の

景観や神社仏閣、遺跡・遺構が一般的だが

中國では、ひと頃、高層ビルの高さを競った。

広い大地の広がる中では、ランドマークとして

それなりの意義もあっただろうが、近年は

奇妙な形状をしたビルで競っている。

2013年に建てられた北京の中国中央電視台

(CCTV)本部は、ツインビルの頂部を引っ張り

合わせたビルでズボンビルとして有名。

他方、人民日報本社社屋は、男性器に似た形状。

地方都市の異形ビルや巨大建造物の多くは

地方政府が絡んでいるものが多く、最貧省に

建てられた高さ100mの超大型複合施設などは

資金が続かず途中で頓挫。

この地元政府は、6000億円もの債務を負った。

習近平の、脱貧困政策に沿って、、めぼしい

産業や観光資源のない地方政府は、雇用促進、

産業育成を目指して観光客を呼び集めるために、

無謀な建築投資に走り、その多くが頓挫した。

そのツケは、土地を取られた農民や住民に。

大都市部は都市部で、立てまくった事業用の

高層ビルは、最近になって不景気も重なり

空き室が急増し賃貸料も大幅に下がて来た。

このため、政府は500m以上の超高層ビルの

新規建設を認めない方針を決めた。

長年、中国のGDP成長を支えて来た不動産

投資やインフラ投資も、過剰化が進むにつれ

資金回転が悪化が明確になって来ている。

積み上がったビル・アパート、高速道路に

高速鉄道などの固定資産投資の山。

方や、消費は伸びず、生活の豊かさは置き去り。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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