2019年7月に、日本が韓国に対して半導体･
ディスプレーの重要材料3種類の韓国への
輸出手続き規制を強化した。
これに対抗して、文在寅は半導体関連の
[素材･部品･装置]３分野で日本からの[自立]を
宣言し、大規模な技術開発支援、関連企業育
成策に資金を投入して反撃すると宣言した。
それから2年後に、文在寅３分野の自立に
関する成果報告大会で、[日本の奇襲攻撃に
対抗し、素材･部品･装置の自立達成]を宣言。
2年間で、それほど簡単に日本に追いつける
ことをなぜ今までやって来なかったのか、と
誰しも思う虚しい威勢のよい勝利宣言だった。
貿易額の推移をみれば、18年の日本からの
素材･部品･装置の輸入額は381億ドル。
19年は日本の経済報復措置で329億ドルに
落ち込んだが、20年には340億ドルに増加。
昨年は、輸出が好調で395億ドルに大幅増。
18年レベルに戻っただけとは言えないのが
日本企業による韓国国内での直接投資や
合弁などによる工場建設など生産拠点の
大幅増加によるメード･イン･コリアがある。
また、輸出規制品目の一つである[フォト
レジスト]のように、ベルギーに在る日本
企業からの輸入など、迂回輸入もある。
素材の一部分野は、韓国自力で開発成功の
品目もあるが、自立達成には程遠い実態。
実数や実態をつぶさに見れば容易に判る
ことを隠して虚勢を張り、自分の実績に
したいとする浅ましさだが、これが韓国人。
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