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2023年4月12日水曜日

桜の開花の仕組み 鹿児島では異変が

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
平 野 神 社



日本気象(株)によるサクラの開花の仕組みの

説明では、桜の開花・満開時期を左右するのは、

前年の秋からの気温の推移だとする。

桜の花の元となる花芽は、開花前年の夏に

つくられ、①休眠 ②生長の2つの過程を

経て開花に至る。

花芽は形成されてもすぐには生長せずに、

まず休眠に入る。

これは寒く、日も短い冬を生き抜くための

もので、桜以外でも温帯の植物の多くに

見られる性質であり、冬を前に自ら葉を落とし

生命活動を最低限に抑える。

そして、秋から冬にかけて一定の低温(-5~

15℃)にさらされると春が近づいていることを

感知して覚醒(休眠打破)する。

休眠打破後は生長段階に入り、春先の気温の

上昇に伴い開花へ向かって生長していく。

この段階になると気温が高いほど生長の

度合いも大きくなる。

休眠中は花芽に見た目の変化は現れないが、

生長段階に入り開花が近づいてくると花芽は

徐々に膨らみ始め、次第に花芽の先が黄緑

がかってきて、開花直前には花びらが垣間。

見えるようになり開花に至る。

ソメイヨシノについては、上記の説明のような

過程を経て、開花することになる。

近年、鹿児島県ではソメイヨシノの開花に

異変が生じているとされる。

温暖化が進むにつれて、①休眠することが

出来ない気象環境になってきていることだ。

このため、花数が減少し、やがてソメイ

ヨシノが見られなくなるのではないかという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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