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2011年2月16日水曜日

ウナギの完全養殖に光明

山の黄葉  油絵  10号




多くの日本人にとって、おいしいウナギを安心して

いつでも安価に口にできfればうれしいことだ。

しかし、ニホンウナギは幾つもの謎を備えた生物で

山の中の田や池で見つかっても、いつ、どこから

やって来たのか長い間判らなかった。

夜、道で”ウナギを拾った”という人も居る。

やがて海で生まれて川を遡って来るのが判ったが

今度は、どこで生まれるのかも長い間謎だった。

海辺でシラスウナギを採って養殖を始めた歴史は

古く120年もの歴史を備えている。

だが、成魚から卵を取り出して孵化させることは

出来ても成魚まで育てることは困難だった。

この成魚の卵を人工ふ化させて成魚にする完全

養殖に成功したのは10年ほど前のこと。

現在でも、完全養殖は生存率が非常に低く養育の

困難さとコスト高の問題を抱え採算性には程遠い。

近年やっと突き止めた産卵場所のマリアナ諸島

海域の水深200mの深海で、受精後30時間ほど

経った卵を31個採集することに成功した。

この成果は、完全養殖サイクルのネックである

孵化から稚魚までの養育上の問題点の解決の

糸口になる可能性を備えていると期待されている。

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