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2011年2月19日土曜日

食料品価格の高騰続く

欄干と紅葉  油絵  10号




スーパーをのぞくと野菜の値段が高いので込める

とボヤイテいる人が多い。

高止まりしたままで、冬ものも値段が下がらない。

日本の場合は、大雪など気候の関係からだ。

世界銀行の発表では、ここ3ヶ月間ほどの間に

コメ、ムギなどを含めた食料品価格が15%も

値上がりしている。

特に深刻なのは、小麦が2倍に、トウモロコシが

7割も上昇していることだ。

小麦は昨年、ロシアが干ばつ被害後、食料不足に

備えた輸出禁止措置が引き金となり、昨年末から

オーストラリアの穀倉地帯での大洪水、更には

中国での干ばつによる不作予想などが重なって

金余りを映して、投機資金が相場をあおっている。

世界的に貧困層も増加して来ているため、世界

銀行では、2月18日から開催されるG20では

目前に迫っている食料危機に備えて、各国が

食料価格安定化のために協調を呼びかけている。

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