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2016年7月14日木曜日

食フェスではカンピロバクター感染症に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
デンドロビューム



GWや夏休みには各地で多彩な食フェスが開催

されるが、最近、主として食肉を通じて感染が

広がるカンピロバクター感染症が多発している。

東京都や福岡県で開催された人気イベントの

「肉フェス」では、提供された料理で157人が感染。

会場での鶏肉を始めとする食肉の杜撰な衛生

管理や調理方法が原因とるケースが多く、また、

利用する側も生食は無論のこと、家禽や獣肉は

過熱が不十分な料理は避けることだ。

また、調理 器具や手指などを介した生食野菜・

サラダへの二次汚染防止に極力注意を要する。

近年は、大規模な集団食中毒事例が減少して、

飲食店などの小規模施設での割合が急増して

いるため、患者の届け出人数は1,300~1,500人で

推移しているが、受診当初は感冒と診断される

ことも多く、実際は相当数に上るもと推察される。

発生原因の疫学調査結果からは、鶏肉調理食品の

摂取やその調理過程の不備が原因であったこと

が強く示唆されており、鶏肉の生食には要注意だ。

欧米では生牛乳による事例もあるが、 我が国では

加熱殺菌乳が流通しており懸念はない。

この他、井水、湧水および簡易水道水を感染源

した事例があるが消毒や過熱は欠かせない。

カンピロバクター感染症は食中毒事例数では

サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌に

次ぐ4位の発生頻度となっている。

症状では腹痛、 嘔吐、下痢が多く、発熱、悪心、

頭痛、悪寒、倦怠感を伴い潜伏期間は2〜5日間。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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