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2016年7月30日土曜日

ホンダ レアアースを使わないモーター開発

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



2010年、尖閣諸島で中国漁船による日本の海上

保安庁の警備船に対する衝突事件に端を発した

レアアースの対日輸出規制策は衝撃的であった。

日本の先端産業にとって、欠かすことのできない

レアアースの世界生産量の9割を中国が占め、

日本は必要量の大半を中国に依存していた。

対日輸出量の削減と価格の爆騰。

レアアース不足対応に備えた国運をかけた対応で

著しく進歩したのが、代替品開発や不使用品の

開発だったが、最近、レアアースを使用しない

自動車用モーターが開発され、ホンダの新型

小型HVミニバンに使用されることとなった。

HVのモーター部品として高温環境で使われる

高性能磁石「ネオジム磁石」には、耐熱性を

高めるためジスプロシウムやテルビウムなどの

レアアースが欠かせなかった。

新型モーターは、特殊鋼メーカーが磁石の成分を

超微量単位で調整し、ホンダは磁石周辺の熱が

発生しにくいモーターの形状を考案することで

耐熱性を備えたHV用モーター開発に成功した。

中国のレアアースを政治の道具とする政策に

備えた対応が様々な分野での進んでおり、

中国からのレアアース輸入量はほぼ半減。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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