世界保健機関(WHO)の最近の発表によると、
中国本土では抗生物質が濫用されているため、
その影響で2050年後には毎年100万人が早死する。
抗生物質の生産と使用量が世界一の中国では
世界の使用量の半分を使用する濫用が続く。
このため2050年まで毎年100万人が早死して、
20兆ドルの経済的損害が出ると警告。
抗生物質濫用の結果、細菌の.遺伝子の突然
変異により抗生物質に対して薬剤耐性を備えた
最近が増えて、いかなる抗生物質も効果を発揮
できない状況になる。
人や家畜に対する抗生物質の濫用の結果による
薬剤耐性菌の世界への拡散は、普通の感染症で
あっても治療できず致命的となる。
イギリスの経済学者は、2050年までに耐薬感染が
全世界で一番目の死亡原因になると予測する。
中国では、抗生物質が必要でない軽い風邪の
患者にも、求めに応じて抗生物質を処方し、また
畜産業や水産養殖業でも抗生物質が濫用され、
鶏、アヒル、豚そして魚などの食材に薬剤成分が
残留し、垂れ流された抗生物質成分が河川や
土壌を汚染し続けている。
最近の例では、昼食にレストランで食べた中国産の
食肉が原因でドーピング検査で失格した話もある。
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