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2017年5月13日土曜日

薬が効かないマイコプラズマ肺炎

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
鬱金桜



2011年から2012年にかけて大流行し、

過去10年間で過去最多の患者数が報告

されたマイコプラズマ肺炎は、「オリン

ピック病」とも呼ばれ、2016年も流行。

このマイコプラズマ肺炎は薬剤耐性菌と

抗菌薬のいたちごっこを繰り返している

象徴的な感染症とされている。

学童期の子供は、この肺炎に感染し易く

感染した場合は、一般的に抗菌薬による

治療が行われている。

マイコプラズマ肺炎に使用される抗菌

薬として、マクロライド系抗菌薬が

効果を備えていた。

ところが10年ほど前から、この抗菌薬が

効かない耐性菌が増加し、地域により

8~9割が耐性菌による感染もあり、

平成23~24年の大流行時には、ほぼ

全例が耐性菌であるケースも出現した。

感染者に、6~12歳の小児が多いため、

もし、強い毒性を備えた耐性菌であった

場合は非常事態となる。

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコ

プラズマ(マイコプラズマ・ニュー

モニエ)という細菌によって引き起こ

される肺炎で、主に気管支や喉などに

感染して炎症を起こします。

感染は主に、マイコプラズマ肺炎に

感染した人の咳やくしゃみによる「飛沫

感染」と、感染患者との直接的な接触や、

周囲の物を介した接触による「接触

感染」の2つのルートがある。

期潜伏間は2~3週間と長めで、4~5日

続く発熱・全身倦怠感・頭痛などの

症状のほか、痰などを伴わない乾いた

咳(乾性咳嗽)もみられる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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