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2017年5月15日月曜日

アニサキス中毒 生の魚介類で急増

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
御 衣 黄



魚介類に寄生しているアニサキスによる

食中毒が急増しており、ノロウィルス

カンピロバクター菌による中毒に次いで

3番目に多く、2016年には124件と10年

前の20倍にまでに感染患者が増えた。

報告は氷山の一角とも専門家は指摘して

おり、注意を呼び掛けている。

感染原因は、魚介類の内臓に寄生して

いるアニサキスの幼虫(体長2~3㎝)を

体内に取り込むと、数時間後から激しい

腹痛や嘔吐に襲われる。

原因食品はサバが最も多く、サンマや

サケ、アジ、イカなどでも起こる。

幼虫は、魚の鮮度が落ちると内臓から

筋肉部分(身)に移動することがある。

シメサバによる報告も目立つように、

なってきており酢では予防できない。

国立感染症研究所によるデータ分析では

年間の発生件数は7000件と推計。

アニサキスの食中毒に備えるには加熱

するか、マイナス20度以下で24

時間以上冷凍することが肝要だとする。

また、一般消費者は、鮮度の良いものを

選ぶこと、速やかに内臓を取り除くこと、

内臓を生でたべないことが大切だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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