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2020年3月16日月曜日

米国 武漢肺炎感染者43人に 対策を急ぐ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河津桜



アメリカ疾病対策センター(CDC)は3月2日、

国内で見つかった新型コロナウイルスの患者

数が43人になったと発表した。

西海岸のワシントン州では、高齢者の介護

施設で入居者が相次いで感染し、死者も出た

ことから、州知事が非常事態宣言を出した。

また、東海岸でもニューヨーク州やロード

アイランド州、南部のフロリダ州からも、

それぞれ州内で初めてとなる感染者が出た。

米国では、余り騒がれていないがB型を中心に

季節性のインフルエンザによる死者が既に

12000人を超えていると報じられている。

この死者の中に、武漢肺炎による死者が居るの

ではないかととの疑問を呈されている。

これに対して米国の専門家は、1例、2例位は

インフルエンザに紛れて臨床診断されている

可能性は否定しないが、いくら新型コロナ

ウイルス感染症とインフルエンザの初期症状が

似ているからといって、経過や画像所見が

異なるから、インフルエンザの症状と異なる

経過や画像に気づかないことはない。

武漢の例では、病院に41人が収容されていた

時点で新型の肺炎であることに気付いている。

死者が12000人となれば、日本人は非常に多い

人数だと驚くが、過去10年で最も死者数の

多いのは、2017/2018シーズンで61000人、

昨シーズンの2018/2019で34000人だった。

2010/2011シーズン以降、毎シーズン、イン

フルエンザの死者数が10000人を超えている。

今シーズンのインフルエンザによる死者は

増加の傾向からは、昨シーズンを超えることは

あっても、過去10年来で最大にはならない。

むしろ、新型コロナウィルスの感染拡大による

経済活動や市民生活への影響の大きさを

備えて、対策の強化に注力している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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