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2008年6月21日土曜日

森の音



里では、目立つ木の花はヤマボウシから、蓮の花の

ような花型を備えた、高木のタイサンボクに主役が

替わっています。

雑木林の木では、今は目立つような派手な花を

つけた木は見当たりません。

ここに居るよ、とばかり思い切り存在をアピールして

木全体が萌黄色で盛り上がったようになっていた

スダシイなどの木も、房状になった多量の花を

落として、木の下を茶色く染めています。

派手な、目立つ木に替わって、梅雨に入ってからは

色々な木が、小さな白い花を咲かせています。

下を歩くと、時折、ぱらぱらと小さな花の粒が落ちて

きて、頭や肩に当ることがあります。

風か小鳥が落としているのかもしてません。

低周波音のように、ブーンと響く音が聞こえてくる

こともあります。

最初は、何の音なのかわからなかったのですが、

これは、樹上に咲いた花、それも小さな花で大抵は

白い花に無数の小バエの様な虫が集まってきて

いる羽音なのです。

静かな森の中などで、この音を聞くと一瞬、異様な

雰囲気を感じますが、広い森の中の、この一本の木

に、どこからこれほど多くの虫が集まって来るのかは

森の世界の不思議の一つだと思っています。

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