ヒマワリ畑 油絵 １０号仕事始めで人の動きも通常通りになって来たものの
東北地方や北海道は、吹雪で大荒れの天気が続いています。
北海道のえりも町では、猛吹雪で車が３０台、雪に埋もれる
事故も発生していますが、乗っていた人たちは無事に
救助されてなによりでした。
この一連の寒波は中国でも猛威を振るっており、年初から
降り続いた雪で中国の北部地域は大混乱に陥っています。
列車が雪に閉じ込められて、丸一日動けなくなったり、
高速道路は各所で寸断されてマヒ状態になっています。
一昨年の２月には中部地域が５０年振りといわれる大雪で
交通網が寸断され、送電塔も倒れるなどで、雪害に対する
備えができていなかったため大きな被害が出ました。
今年の雪も、一部では５０年振りの大雪だと報道されており
陸路だけでなく、空港も各所で閉鎖されています。
今回も深刻なのは、輸送網が寸断されていることにより
発電所への石炭の供給不足が懸念されていることです。
十分な在庫の備えがない発電所では、この状況が１週間
続けば発電がストップするといわれています。
暖房のために電気の消費量も２０～３０％増となり
多消費企業の操業を停止させる指示を出しています。
中国では地域密着型の発電所が多く、暖房用のスチームの
供給を受けている住宅街や工場群では、送電のストップ
だけでは済まない問題も含んでいます。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」ですね。
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