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2010年3月25日木曜日

メタボ 腹囲基準の見直し

水牛の音楽隊  油絵  10号






メタボリックシンドロームに対する検診制度は、2008年

4月1日から、特定検診制度として実施に移されました。

糖尿病などのここの症状だけを対象にした成人病対策

では、不十分だとのことで、先ず成人病になる要素を

備えている肥満を検診の中心に据えた検診制度です。

オヘソの周囲の腹囲が男子で85cm,女子で90cmを

超える人を肥満として捉え、他の血圧血糖値とコレステ

ロール値の基準値との比較から、成人病の可能性を

診断し、早期予防に備えようとするものです。

2005年4月に、日本内科学会で肥満の判定基準として

腹囲が取り上げられて基準値が決定されました。

当時から、疑問や異論が出ていましたが、内臓脂質

蓄積にポイントを当てて、女性は男性より大きくなりました。

女性は妊娠から育児との関連性に基づいて、体脂肪率が

男性より高いため、腹囲が男性を上回っているのは

実態に即した、合理性を備えているとされたのです。

しかし、欧米各国では、特に先進国の間では、日本人の

体脂肪率は最低クラスでありながら、肥満判定の腹囲

基準では、女性が男性を上回っているの日本だけで

あることからも、疑問を呈する意見が多くなりました。

女性に緩い基準値で、本来ならば成人病の要件を備え

いる人が、特定検診制度で早期に発見されずに、なって

いる可能性の高さが問題となったのです。

その結果、腹囲基準がほぼ欧米並みの男女比率となり

女性の腹囲は一気に10cmも短くなってしまったのです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







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