ユリの花

モミジと赤い欄干　　油絵　　１０号






お祝いの花束がテーブルに飾られていた。

バランスからすれば少し不似合いなほど大きな花束で

頂いた当人は、大いに満足気。

幾つもの春の花の中で、一際存在感を備えているのが

やはり、カサブランカの花。

開いているのに加えて幾つかの蕾もあって、早速に、

翌日には花が開きだした。

ユリの花でなんと言っても厄介者は雄蕊の花粉。

これが服に付いたら大騒動になる、特に白いブラウスに

付いたらクリーニング屋さんに頼はねばならない代物だ。

美しいものには棘があると言うが、こちらは銀行など

金融機関が備えているカラーボールの色素並み。

この花束の中に、小さな６弁でユリの花状の形状をした

いる花が混じっており、ユリの仲間だろうとは思えても

名前まではとても判らない。

後日、花好きの人に、最近は花も園芸種が増えて、多様な

形状や色調を備えるようになって、正確な名前までは

売っている花屋さんでも知らないのでは、とのこと。

ヒントを基に調べたらアルストロメリアという名。

ついでに判ったのが黒百合は、ユリの仲間ではないこと。

　♪　クロユリは恋の花. 愛する人に捧げれば. 二人は

　何時かは結ばれる♪♪　と昔懐かしい歌を思い出した。　

「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？







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