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2016年6月15日水曜日

カツオが見当たらない魚屋さん

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ブ シ



5月といえばカツオシーズンで、美味しい刺身や

タタキを楽しみにしていた御仁も多かっただろう。

だが、6月になってもカツオの姿がほとんど魚屋

さんの魚棚には見かけることがなかった。

在るのは加工されたタタキの解凍品のみだ。

和歌山県のカツオの水揚げ漁港では、恒例の

イベントに備えてカツオの準備を進めたが、肝心の

水揚げ量が伸びずイベントの中止に追い込まれた。

昨年も不漁だったが、今季もさっぱりだという。

原因の最たるものは、黒潮に乗って北上してくる

まだ若いカツオを日本の南海洋で根こそぎ捕獲

してしまうからだ。

サンマなどと同様に台湾や中国の大型漁船団が

大規模な漁獲を行うのがますます顕著に。

特に中国の漁民団は、6月初めに韓国の漢江

河口付近まで押しかけてワタリガニの違法操業を

行っているため韓国軍に国連軍司令部まで加わった

掃討作戦を強行している。

過去には、韓国海洋警備隊員が中国漁民に撲殺

される事件まで発生している。

2014年には、小笠原諸島と伊豆諸島周辺の日本

領海と排他的経済水域(EEZ)に200隻を超える

中国漁船集団がサンゴの大規模密漁が発生した。

特に、南シナ海へ進出する漁船団は、軍事訓練や

教育を受けた漁民が海上民兵、漁民兵として

政府からの支援を受け、最新レーダー類を備え

船で漁労に携わている。

こうした漁労民兵集団が日本海や太平洋沖にまで

進出してやりたい放題の漁場荒らしを繰り返す。

カツオもサンマ、マグロも遠くなるばかりだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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