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2020年1月4日土曜日

糖尿病は「貧乏病」年収200万円以下が6割

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
笠置寺 正月堂



かっては、糖尿病といえば、でっぷりとして

おなかが出ている裕福な人がかかる病気だと

考えていて、贅沢な食生活が糖尿病に原因と

なると言い聞かされていた。

甘いお菓子=贅沢品=糖尿病の時代だ。

偏食や過食、肥満は「2型」の糖尿病の発症

原因となることは一般に知られていることだ。

日本人は、およそ4000年間も米食が中心の

食生活を続けてきたためか、遺伝的にも糖尿

病になり易い体質を備えているとされる。

また、糖尿病患者の95%は[2型]だとされる。

全日本民主医療機関連合会(民医連)が、全国の

医療機関96施設で40歳以下の[2型]の患者

800人を調査した結果が発表されている。

その結果、年収が200万円未満の世帯が全患者

世帯の57・4%を占めていた。

患者の半数以上が非正規雇用で、低所得層に

属していることが明らかになった。

同様の調査結果がいくつか発表されていると

されるが、生活にゆとりのある層の人は、

自らの健康にも留意した食生活や生活の

リズムを維持することが可能だが、生活に

追われ、過酷な仕事につかざるを得ない層

ほど、食生活のバランスもリズムも守れない。

週60時間以上の労働や朝食抜きで午後10時

以降に夕食を摂る生活を続けている人には、

糖尿病発症のリスクが高まるとの報告もある。

低所得者層の食生活で、米国ではジャンク

フード
が問題視されているとの同様に、日本

でも安価で量が多く、空腹を満たしてくれる

炭水化物が主体の食品が中心になるのが問題。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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