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2020年1月11日土曜日

中國 穀物を食い荒らす害虫被害が拡大

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東大寺.大仏殿



中國では、アフリカ豚コレラの感染が全土に

広がり、豚肉の品不足と価格高騰の嵐が

吹き荒れる事態が近づいているが、加えて

2018年にアフリカで猛威を振るった「食料の

殺し屋」の異名をとる「ツマジロクサヨトウ」が

繁殖し、大きな問題になりそうだという。

「ツマジロクサヨトウ」は、南米の熱帯地域

などを原産とする害虫で、強い繁殖力を備え

幼虫がトウモロコシ、小麦、稲、サトウキビ

などの作物を食い荒らす。

昨年、アフリカの十数ヶ国の農業に壊滅的な

打撃を与え、アフリカ諸国ではこの害虫に

よる被害額が30億ドルに達した。

今年1月、中国南部の雲南省で被害が表面化

してから、現在までに中国国内18の省で害虫

被害が確認されている。

中国農業農村部が6月4日に発表した通達に

よれば、ツマジロクサヨトウが6月には黄河の

南部地域と淮河の北部地域、7月に東北部の

各トウモロコシの主要生産地に拡大し、2億

ムー(約13万3000平方キロ)の畑が食害に遭う

可能性が高いと推測している。

また、1晩で100Kmを移動できる能力を備え

いるため、駆除が最大の課題となるが、天敵が

いないため、農薬で駆除するしかない。

しかし、過去数十年間に南米やアフリカでの

殺虫剤散布によって、現在すでに農薬への

耐性を備えているため、完全な駆除がほぼ

不可能だとされているため、食料不足に結び

着く可能性も懸念されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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