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2020年1月7日火曜日

しめ鯖も安心ならない「アニサキス症」 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
笠置寺 摩崖仏 虚空蔵像



刺身などにより、魚の生食を習慣としている

日本人にとって、リスクの高いのが食中毒の

「アニサキス症」だ。

アニサキス症は、生魚を食べたときに、魚に

寄生しているアニサキスという虫を同時に

飲み込むことにより発症する。

アニサキスは、サバを中心とした青魚やイカ

など広く魚介類の体内に存在している。

この生きたアニサキスが、胃壁やまれに腸壁

などに噛み付いて、体内に侵入すると激しい

痛みや嘔吐を起こす。

発症原因で、最も多く報告されているのが

シメサバを含むサバだとされる。

厄介なことに、酢では死なない強さを備える。

また、アニサキスが体内で題した分泌物

(排泄物)により、アレルギー反応が出ると、

じんましんや発熱などの全身症状が現れて、

血圧が急に下がったり、呼吸困難になったり、

意識を失うなどのアナフィラキシー症状を

起こすこともあるとされる。

アニサキス症の治療法は、内視鏡でアニサ

キスを見つけて取り除くことになる。

しかし、アニサキス自身は、ヒトの体内では

生き続けられず、1週間程度で死滅する。

内視鏡による胃などの検診でアニサキスが

見つかることもあるため、感染しても自覚

症状のない人もいることが判っている。

アニキサス症と思われる患者に、抗アレルギー

薬を投薬して治った事例も報告されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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