砂糖の200倍の甘さを備えているアスパル
テームは、タンパク質を構成するアミノ酸で
あるアスパラギン酸とフェニルアラニンから
構成されている。
アミノ酸自体には甘味はないが、アスパラ
ギン酸を、メチル基を持つフェニルアラニン
分子と結合させると、強い甘さを持つアス
パルテームと呼ばれる化合物になる。
アスパルテームの熱量は、他のタンパク質や
砂糖などの炭水化物と同じく、1g当り4kcalの
熱量を備えているが、甘みが200倍あるため
同一の甘味では摂取する熱量は大幅減となる。
このため、アスパルテームはカロリーが制限
された人にとって食事をよりおいしくし、糖分
摂取量減により長期間の体重維持に役立つ。
過去30年間に亘り、世界各国で何百万人もの
人々が、甘味料としてアスパルテーム使用
食品や飲料を日常的に口にしてきた。
一方で、その安全性に不安を抱いていたり、
食欲亢進や体重増加、甘いものへの欲求を
亢進させる可能性があるとの話を聞いて、
摂取を避けている人々も居る。
また、アスパルテームの成分を長期間に亘り
多量にダイエット飲料を通じて摂取し続けた
女性が、多数の硬化症になった症例報告もある。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、この成分は
毒性があると指摘している。
さらにアスパルテームは体液に溶け易く、
身体中を移動することで細胞内に沈着する。
これが蓄積することにより、健康上の問題を
発生させるとしている。
このため、FDAは基本的に害はないと説明
するが、健康上の安全性に備えて1日に許容が
許される摂取量を定めているとされる。
備えよ常に！ 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは？
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