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2020年11月13日金曜日

食品ロス大国日本 自給率37%なのに

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
奈良少年刑務所



農林水産省の発表では、2018年度の日本の

食料自給率は37%(カロリーベース)と4割

にも達せず、過去最低を記録した。

しかし、一方で日本は世界6位の食品ロス

大国であり、アジアでは不名誉な1位だ。

食べ物を粗末にしないようにしつけられて

きた世代の人間には信じられないことだ。

2017年の統計では、食品ロスは612万トン

このうち、[事業系]食品ロスが約328万トン、

[家庭系]のロスが284万トンとなっている。

事業系では、食品流通業に存在する「3分の

1ルール」がフードロス削減のネックに。

食品の流通過程で、製造者と 販売者(小売り)、

消費者の3者が、製造日から賞味期限までの

期間を3分の1ずつ均等に分け合う制度。

販売者は、賞味期限の3分の1を過ぎた商品の

受け取りを拒否することができる。

消費者に、安全性を備えている商品を提供

しようとすることで、品質に何の問題もない

大量の食品が、時間的制約が厳格すぎて、

廃棄されてしまう原因になっている。

一般家庭でのロス発生の内、要因としては

食べ残しや直接廃棄、過剰除去(皮の剥き

過ぎ)があるが、食材で見れば野菜の占める

割合が最も多い。

新鮮さを備えた食材に拘るあまり、買い

過ぎや不適切な保存方法などが原因で、

まだ食べられるのに廃棄してしまうケースが

多いと指摘されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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