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2021年10月21日木曜日

11月に小惑星に衝突させる宇宙船打ち上げ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



太陽系の縁に当たる外縁部の[オールトの雲]と

呼ばれる場所から、直径155Kmと推定される

巨大な彗星[ルナーディネッリ・バーンスティン

彗星(C/2014UN271)]が約350万年ぶりに

太陽へと接近しつつあると米国の2人の天文

学者が発表した。

彗星の名前は2人の名前を冠している。

この彗星の存在は、2013年から2019年までに

観測したデータから見つけ出された。

2014年8月時点で29AU(約43.5億Km)であった

太陽との距離は、2021年5月に20.1AU(約30.15

億Km)にまで縮まり、2031年には土星の軌道の

やや外側の10.97AU(約16.5億Km)で太陽に

最も近づくとされる。

主に、火星と木星に存在する小さな天体である

小惑星は25万個ほど確認されており、直径が

200 km 以上の小惑星は 26 個存在する。

太陽系最大の小惑星は2001 KX76で、火星と

木星間の小惑星帯最大の小惑星はケレスで

直径933km、2番目はベスタで直径530km。

2020年には、地球人が気づかぬ間に、小惑星が

地球の近くを通り過ぎて行った事件があった。

小惑星の地球への衝突が、地球人にとっては

最大の事件となるため、地球に接近して来る

小惑星の軌道を変えさせる[DART]計画の

実験機が、11月23日に米カリフォルニア州の

バンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられる。

DART実験機は、米宇宙開発企業スペースXの

宇宙船[ファルコン9]に乗せて打ち上げる。

米航空宇宙局(NASA)は、軌道変更実験の

ターゲットとするのは、地球近くに存在する

天体の[ディディモス]の軌道を周回する衛星

[ディモーフォス]と発表。

時速約2万4000Kmの速度で周回している

ディモーフォスに衝突させて、軌道を変える。

衝突によるディディモスの軌道を周回する

速度は、僅か1%しか変化しないが、ディ

モーフォスの軌道周期は数分変化する。

衝突の3年後には、ヘラ宇宙船をディモー

フォスに到達させ、物理的特性の測定やDART

衝突の影響調査、軌道の調査を実施する。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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