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2022年3月19日土曜日

太平洋上空の雲で史上最低気温111℃観測

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
水  仙



地球は大気に包まれているが、その大気は

地上のどこまで存在するのか。

一般に、大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、

熱圏、外気圏に分けられる。

高度500kmを超えると、外気圏となる。

スペースシャトルやISSは、高度400km付近

なので、大気圏内を飛行していることに。

気象衛星や通信衛星などは「静止軌道」と

呼ばれる高度3万6千Kmを飛行している。

火山噴火による噴煙の高さでは、2022年

1月のトンガ沖の噴火では高度2万m、また

過去のピナトゥボ火山噴火では2万5000m。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星

[NOAA-20]に搭載されている可視赤外撮像機

放射計(VIIRS)は、2018年12月29日に太平洋

南西部のナウル島の上空約400Kmに存在した

雲で、観測史上最低となるマイナス111・2℃を

観測している。

地上の水蒸気が、このような上空まで雲と

なって上昇してきているとは驚きだ。

このような雲の極低温は近年、より頻繁に

観測されるようになって来ているとされ、

原因については不明だという。

研究者は、低温の雲による雷雨はより猛烈に

なりやすく、雹や稲妻、強風によって、

大きな被害をもたらすので警戒が必要と

しているが、これが気候変動によるものか

どうかを解明する必要があると指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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