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2022年3月28日月曜日

ロシア 3度目の侵略強行で墓穴掘る

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
白  梅



2008年、北京オリンピック開催の最中に、

ロシアはグルジア(現ジョージア)に侵攻し、

10日足らずの短期間で、グルジア国内の

一部を占拠し、併呑。

2014年には、ロシアのソチオリンピックが

閉幕後の3月に、ウクライナ南東部のクリミア

半島に侵攻して短期間に占領して、[クリミア

共和国]を宣言させてロシア連邦に併合。

そして、今回は北京オリンピック開催さ中に、

ウクライナに20万人ともされる軍隊で大規模な

侵攻作戦を強行し、前例のように短期間に

首都を陥落させて、ウクライナを支配下に

置く計画だったが、1ヶ月後には泥沼化。

1日の戦費が2兆円にも達するともされる

巨額の出費がロシアの国の財政を傾ける。

侵略に対する国際社会からの経済制裁で、

プーチンの大きな思惑違いが国民を原始時代の

生活に陥らせる事態が避けられそうにない。

ロシアは、GDPでは世界11位にランクされる。

国の財政は、石油と天然ガスの輸出に大きく

依存し、それらの輸出の4割はEU向け。

EU諸国は、一致団結してロシアからの輸入

削減に動いており、既に3割減の状況とされる。

他方、ロシアは一般消費財のほぼ4割、食品の

3割は輸入に依存する偏った状態にある。

これらの輸入が止まれば、国民の生活は

厳しい自給自足経済に追い込まれる。

また、工業生産でも半導体は輸入頼りで、

たちまち、航空機や精密機器の生産どころか

修理も覚束なくなり、乗用車も同様の運命に。

通信機器では、86%が輸入依存であり、古い

仕様の器機も現役であり、ウクライナ侵攻では

前線で使用する通信機器による通話が傍受され

将官が5人も既に戦死している。

今後は、ハイテク製品の性能更新は望めず、

陳腐化する一方になる。

国を支えて来た石油やガス田の採掘機材も

生産技術も西欧依存でありメンテすらも困難に。

国民は、自給自足の原始生活に戻らざるを得ない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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