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2022年3月31日木曜日

英国に超希少な隕石 300グラムが落下 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ  グ  ミ



2021年2月28日、英グロースターシャー州

ウィンチクームで、重さは約300グラムの

隕石が回収された。

隕石は秒速約14キロの速度で大気圏に突入し

火球となってウィンチクームの路上に落下した

模様は個人や観測団体の映像に残されていた。

映像から、この隕石が太陽系のどこから来た

のかを正確に突き止める手がかりになる。

隕石を構成している、炭素質コンドライトは

太陽系の中でも特に原始的かつ純粋な物質で、

生命の源となる有機物とアミノ酸を含む。

英ロンドンの自然史博物館によると、隕石は

極めて良好な状態で、落下直後に回収された

ことから、質・量ともに宇宙ミッションを

通じて回収された岩石のサンプルに匹敵する。

成分は、JAXAの探査機[はやぶさ2]が小惑星

[リュウグウ]から持ち帰った約5・4グラムの

断片に似ているという。

確認されている地球上の隕石は約6万5000個。

そのうち落下の様子が目撃されたのは1206個

のみで、炭素質コンドライトの隕石は51個。

落下したのは、リュウグウの5・4グラムを

大きく上回る300グラムの希少隕石だった。

2022年1月1日に、米ペンシルベニア州ピッツ

バーグ南西部に、直径90㎝、重さ454㎏の

隕石が時速7万2420キロで落下していた。

隕石が有していたエネルギーは推定でTNT

火薬の30トン分。

落下地付近では、衝撃波が発生した。

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