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2022年3月25日金曜日

地球の生命誕生は「雷」によるリンの生成

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
水  仙



リン(元素記号:P)は、成人の体内に最大で

800g含まれ、その約80%、リン酸カルシウム、

リン酸マグネシウムとして、人体に重要な

骨や歯の構成成分となっている。

生体内のリン酸濃度は、副甲状腺ホルモン

などの働きにより、腎臓からの再吸収や、

骨への沈着と骨から血液中への溶出を制御

することで一定に保たれている。

また、リンは細胞膜の構成成分になるほか、

遺伝情報を伝達するうえで重要なDNAや

RNAなどの核酸、生体内でのエネルギー

貯蔵物質である高エネルギーリン酸化合物

(アデノシン三リン酸:ATP)、リンたんぱく

質など、生体内で重要な成分の構成要素と

して、さまざまな代謝反応に関与している。

細胞構造やDNAとRNAの二重らせん構造

などを形作る、生命にとって極めて重要な

構成要素のリンは、どこからもたらされのか。

原始地球に存在した鉱物の一種[シュライバー

サイト]は反応性が高く、有機分子を形成

可能なリンを生成する。

このシュライバーサイトの大半は、隕石

由来しているため、地球上での生命誕生

地球外の岩石の飛来に関係していると長年

考えられ、定説となっている。

だが、米英の科学者は、ある一部の粘土質

土壌への落雷によって形成されるガラス状の

物質にも、シュライバーサイトは含まれて

いることから、1回の落雷でリンの供給源と

なるシュライバーサイトがどれだけ形成

されるのかを調べた。

約35億年前の生命誕生に至るまでに、どの

くらいの量のリンが生成されたのかを推算。

落雷によって生成されたリンの量は年間

0・11~11トンに上った可能性があると結論。

原始地球の気候をシミュレートした結果、

45億年前に月が形成されて以降は、隕石の

衝突が減少し、その後の10億年で、落雷に

よるリンの生成量が隕石を上回ったと説明。

生命誕生の時期と一致すると指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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