ページ

2009年10月11日日曜日

もう一つのノーベル賞の受賞

紅葉と欄干  油絵  10号







北里大学の田口文章教授が、「イグノーベル賞」受賞という

記事が出ていて、どんなノーベル賞かと興味湧いて

読んだが、大学の教授が発表した研究で受賞している

ので、やはり受賞対象も立派な研究成果を備えていました。

イグノーベル賞とは説明では、人類にとって皮肉を込める

対象の行為であったり、風刺などユーモアを備えている

ことが評価に値すると判定された場合に受賞対象として

選定され審査されるそうです。

ノーベル賞の受賞対象より多くの部門があり心理学賞や

栄養学賞なども含まれています。

平和賞を受賞した例では、水爆の父と呼ばれている

エドワード・テラーに対しては「我々が考えている平和と

いう概念を変えることに長年努力をした」功績でした。

オバマ大統領の今年の平和賞受賞もブラックユーモアに

ならなければ良いのですが。

今回の田口博士の受賞は、パンダの糞の研究でゴミを

減らすことに成功したという、地球環境に優しい研究成果に

対して生物学賞が授与されました。

パンダはササを常食とし、ササを消化して栄養源として

生活をしてます。

ササを消化するには消化器官に特殊な菌を備えている

のではないかと着目して、上野動物園のパンダの糞を

もらって研究をした結果、分解能力の非常に高い菌が

居ることを見つけ出しました。

この菌を培養して家庭用生ゴミでテストを結果、95%

以上を水とCO2に分解することに成功しました。

ゴミの大幅削減にパンダの糞を以ってする成果は、単なる

ユーモア性を超えた大きな実用性も備えています。


 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







マイケルを悼む DVD



Javari.jp レディース



0 件のコメント: