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2010年6月4日金曜日

漁師が山仕事に

初夏の滝  油絵  10号





島国に住む日本人が生活をして行く上で、海からの恵みは

欠かすことができないものです。

しかし、聞こえてくるニュースは、漁獲量の減少、獲れても

小型化して市場価値が低く、加えて国際社会からの

漁獲制限などと厳しい現実の話ばかり。

限られたものを競って奪い合う漁業では、いずれ行き着く

先は魚源の枯渇。

ここで登場するのが育てる漁業、養殖漁業の更に一歩

先の時代に備えた近海の漁場造り。

「漁師が山仕事に行く」。 「山へ植林に行く」。

こんな記事が以前から時々、新聞に出ていました。

塩釜周辺の三陸海岸では、広葉樹の植林により山を

甦らせ、腐葉土によって保水力を高める。

バクテリアが備えている分解力で腐葉土から生み出された

有機成分が海に流れ出て海草を育てる栄養素となる。

プランクトンの増加で魚が増えることへとつながります。

三陸海岸で盛んな牡蠣の養殖では、20年間にも及ぶ

こうした地道な活動で大きな成果が生まれています。

飛騨の山奥の白川村での植林活動が、伊勢湾を豊かな

漁場に変えることにつながる、と言われても余りにも

距離のある関連付けに戸惑いがあるとしても、山が

豊でなければ、海は栄養失調になることは、現在では

既に常識になっています。

漁業と林業の結びつきが漁業再生の最近の話題です。

日本の近海では40%が、栄養失調に陥っています。

最近では企業が、海の再生に大きな夢をかけています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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