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2019年12月1日日曜日

大気汚染が深刻化するインド 進まぬ対応

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
サフランモドキ



日本では、影響を受ける中国の大気汚染に

関心が向いていたが、汚染状態では北京市

同程度にインドの首都ニューデリーの大気

汚染状態が深刻だった。

中国では、中央からの大気汚染改善に備え

強い指示や命令で著しい改善を見せているが、

インドでは改善が全く進まない状態だという。

13億人の人口を擁するインドでは、中国と

同様に、都市への人口集中が甚だしい。

世界保健機関(WHO)の報告では、世界で最も

汚染された15都市のうち、14都市をインドの

都市が占めている。

インド国内では、深刻な肺疾患を訴える

患者数は25%増え、ヒンズー教の祭りの

[ディワリ]の後には更に増加するとされる。

健康に危険性を備える微小粒子状物質の

[PM2・5]の濃度レベルば最低基準値の24倍に

達する時もあるというから尋常ではない。

汚染原因の大きな要因の一つが、伝統的な

農作業方法の野焼きがある。

特に、収穫後の冬季にかけては、PM2・5の

26%から50%を野焼きが原因だとされる。

インドでも、中国に倣って大気汚染レベルを

4段階に分けて、それぞれの汚染度に応じた

行動対策や対応を定めているが、中国ほど

管理の成果が出ていないという。

対応例として、空気質指数が300を超える

日が何日も続いてから、ようやくレベルに

対応した機能が発動し、400を超えてから

対策をとり始めるという認識の低さが原因。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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