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2020年9月7日月曜日

1924年 朝鮮半島を襲った空前の大洪水

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

芙  蓉


1924年(大正14年)7月に、朝鮮半島の中~南部

一帯は2度に亘り豪雨に見舞われて、大洪水に

見舞われて、大きな被害を出した。

当時は、日本の統治下あり、日本の気象

専門家が観測記録を残している。

記録に基づく専門家の説明では、7月に2つの

台風が前後して朝鮮半島に接近した。

7月8日に、台湾近海で確認された台風が北上

して、黄海まで達したが、高気圧に阻まれて

Uターンして衰弱。

この台風の影響で、7月5日から14日にかけて

半島の中部及び南部にかけて豪雨が降り続き、

総雨量は400mmを超えた。

当時としては、この雨量は半島では記録的な

雨量であり、治水対策が整っていないことも

あり、漢江や洛東江などの各地で諸河川が

氾濫する大洪水となった。

洪水が引き切らないうちに、次の台風が再び

やってきて、平壌やソウルがある半島中部では

前回を上回る600mmを超える豪雨が再発生。

このため、ソウル市内を流れる漢江では、

7月18日に最高水位が12mにも達し、市内の

低地など流域一帯は大洪水となった。

このため、漢江橋が流されるなどで、全土に

延びる鉄道網や道路網は各所で寸断された。

この台風の、済州島で観測された967hPaは

朝鮮半島で観測を開始してから20年間での

最低気圧となっている。

因みに、今回の台風8号(バービー)が済州島

西北西230Kmを通過した、8月26日18時の

気圧は950hPa、瞬間最大風速は60m/s。

1924年の大洪水の教訓から、ソウルを洪水から

守る目的で、日本の海外経済協力基金の

資金協力により 漢江水系の左支流の北漢江の

上流に陽江ダムが1986年に完成、更に南漢江

上流に忠州ダムが1986年に完成した。

 それぞれのダムが備える貯水能力は、

東アジア 最大級の砂礫ダムである

昭陽江ダムが29億m3、 多目的ダムの

忠州ダムは27・5億m3の巨大ダム。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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