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2008年2月12日火曜日

雪を歩く




雪のある富士山  油絵  10号


久しぶりに雪が降る中を歩きました。

舗装道路の上は、降っても直ぐに融けて

しまって、雪を踏んで歩くときの、ザクッと

した感触は味わえませんが、少し横道に

入ったり広場などでは、5cmほどでも

積もっていれば、雪を懐かしく体感できます。

3~40年前まえまで、それこそ、地球

温暖化などと言葉が無い頃には、関西

の都市部でも、年に2~3回、多い時

には、それ以上の回数で積雪を見ました。

今は、雪国以外では、特に雪に備え

服装も見当たりませんが、女性が

着物姿で外出するのが一般的な時代には、

雨や雪に備えたコートなども必要で、最近の

ように、着物離れの上に、雪の日が少なく

なってくると、これら着物用のコートを準備

しても着る機会も少なくなってしまいます。

年恰好にあわせた色柄のこともあり、

雪の日の着物を着ての外出は、なお更、

おっくうになるね、とは、家内との会話。

布製の傘に比べて蛇の目の傘が、雪の

降るときには良く似合います。

上村松園の絵画、「雪」の情景を思い

出しながら、今は、見かけることも出来

ないような時代の流れを感じました。

うっかり、車に泥水でも引っ掛けられたら、

それこそ着物姿で外出したことを、悔やま

なければならない時代ですしね?


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?




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